小林が
舩坂酒造で大根をおかわりしている頃。。。
今井は今年最初のミニツアー“飛騨千光寺見学”へ行ってきました
千光寺は1600年もの昔、両面宿儺によって開山し
1200年前真如親王によって開基されたという
飛騨で最も歴史のあるお寺。
450年前に甲斐の武田軍による飛騨攻めにより焼失し
その後高山城主金森長近により再建されましたが
仁王門(極楽門)は明治期に仮の門が作られたままとなっていました。
そして今年、450年の時を経て、
大下大圓住職の呼びかけにより再建されました。
平野屋からバスに揺られること20分。
高さ約9メートル、幅約7メートル、奥行き約6メートル。
朱色の立派な門が迎えてくれました
仁王門から本堂まで続く108段の階段をのぼり
大下大圓住職にお寺の中をご案内していただきました。
緊張ぎみの参加者も住職の「この季節は全館冷房です」に表情が和らぎました
本堂へ移動しご焼香をした後、千光寺の歴史についてお話を伺いました。
本堂の天井には大きな龍が描かれています。
そしてこの龍天井をよく見るとおびただしい血痕が。。。
これは戦国武将の切腹自害によるもので
血の付いた床板は供養のために再建された本堂の天井に張られたんだそうです。
その後、来山した狩野探雪が鎮魂をこめて下から見上げて龍を二頭逆さ描きしたものだそうです。
そして、63体もの円空仏の展示を冬季休館中にもかかわらず
特別に公開してくださいました。
中の撮影はできませんでしたが住職が一つずつ丁寧にご説明くださり
みなさま真剣に耳を傾けていらっしゃいました。
ご参加の皆様から「来て良かった」「本当に得した」と
感想をいただき、今回限りの特別版ミニツアーが成功して良かったなと
快くご案内いただきました大下大圓住職には心より感謝申し上げますm(_ _)m
と、いうわけで、
今年のミニツアーが始まりました!
ぜひぜひ皆様ご参加くださいませ
標高1000メートルの千光寺は-4℃
水たまりがこうなる気温です